スバルXVハイブリッド・イン・八ヶ岳

2013年8月19日

スバルXVハイブリッド 原村ペンションヴィレッジにて

お盆のお休み中、、スバルXVハイブリッドで、初の長距離ドライブに行ってきました。 って言っても、名神~中央道を利用した片道約300kmほどのハイウエー走行が中心なんですけどね。(^^ゞ

スバルXVハイブリッドで初のハイウエー走行

往路は、中央道の恵那IC辺りを先頭に、約9kmほどの渋滞がありましたが、お盆期間中の信州方面へのドライブとしては、快適なドライブでした。特に、渋滞では、アクセルON/OFFを繰り返しながら......っていうのが無く、名神から90km/hでクルーズコントロール走行をしていて、そのまま渋滞最後尾に突入。。。。しっかり減速し、前車に追従してくれます。
で、車速に応じて車間も変化するので、前車が一瞬停車しても、こちらが停止するまでに前車がノロノロ動きだすのに合わせ、追従してくれ、そのまま加速してくれるので、ホンと楽チンでした。

ただ、自車の車速と、前車との距離。そこから計算できる相対速度でコントロールしているからか、前車が急減速をした場合、とても怖い思いをしてしまう(特に同乗者が)ので、車間距離は多めに確保しておくべきなんだと感じました。

中央道のようなアップダウンの大きなハイウエーでも、急な加減速がされず、とても優れもの。使い物になるクルーズコントロールです。
ホンと、右足のフットレストが欲しいです。(^^ゞ

スバルXVハイブリッド 信州の山坂道を...

で、現地では、八ヶ岳中央高原の原村を基点に、小淵沢→清里→野辺山→南佐久→小海→麦草峠→奥蓼科→茅野→原村 と南八ヶ岳をグルっと1周する山坂ドライブ。車高が高いSUVだとか、ハイブリッド車とかを気にする事がなく、がんがん走れました。

スバルXVハイブリッド 松原湖にて

山坂のワインディングドライブでは、思ったとおりのラインで車が走ってくれる気持ちよさって格別です。加えて、加速時は、エンジンが十分にトルクを発揮するまでの間、モーターでアシストしてくれているので、アクセルを踏み込んだ際の「ヌッ」って息継ぎが無く、気持ち良く走ってくれます。

ホンと、低回転から図太いトルクがある大排気量の車でドライブしているような感じ。 かといって、車体はコンパクトだし、車高の高さを意識させるようなロールも無く、車を操っているような感じで、とても楽しいドライブでした。
同乗者にとっても、ロールがしっかり抑えられているからか、不安感がないって事でした。

下りは、回生ブレーキだけでは、電池が満充電になったとたんに回生ブレーキOFFなんて事になったら怖いので、3速までシフトダウンしながら走っていましたが、結構エンジンブレーキもしっかりしていていい感じです。少なくともSHフォレスタのようなワイドなレンジを持った2速のため、車重に負けてしまうようなエンジンブレーキの甘さが無く、安心して下っていけます。2速にシフトダウンしたのは、、1~2回だったかな。

山坂のワインディングを走ってみて、変なロールがあったり、変な挙動を感じるようだったら、フレキシブルタワーバーの装着も検討すべきかと思っていましたが、ぜんぜん大丈夫です。(^^)v
写真を見ていただくと判りますが、タイヤをSHフォレスタに装着していたフィンタイプの軽量アルミ+ダンロップのルマン(225/50R18)に変えています(外径が679mm→682mmと若干大きくなりますが、コレだったら大丈夫。)ので、この変更がいいほうに影響しているのかも判りません。

で、松原湖から小海リエックススキー場を経由し、国道299号(八千穂~茅野)って結構道幅が狭いんです。そこに自転車が走っていたりして、どうにもキープレフトができないので、アイサイトのレーン警告はOFFにしていたんですが、タイトなS字カーブの途中で、ススキのような草が道にはみ出していたのに反応し、プリクラッシュブレーキが、ガッガッガガッ って動作しちゃいました。ちょっと驚きましたが、ハンドルで避けたので、停止するには至らなかったのですが、経験したくない感覚でしたね。(-_-;)

往路となる高速道路と、山坂ワインディングのドライブで約500kmを走行し、燃費は13.2km/Lでした。
高速道路は、制限速度+αで走ってましたし、ワインディングも結構、早めの速度で走っていたので、ハイブリッド車として評価すれば、こんな燃費はあり得ないって感じですが、2Lのフルタイム4駆のコンパクトSUV車として見れば、結構いい燃費ではないかと思います。多分、SHフォレスタだったら、10km/L程度......かな。(^^

ハイウエーでのオートクルーズ走行

で、復路は、お盆のUターンの影響を受けないよう、若干早めにお宿をスタート。近くの牧場で、しばしお土産を買ったりし、諏訪IC近くでガソリン給油。そのまま中央高速へ入ったんですが、結構車の量が少なかったので、思い切って罰ゲームに挑戦しちゃいました。罰ゲームとは、、 オートドライブを80km/hにセットし、スバルXVハイブリッドの一つの特長となる高速でのモーター走行を体感すること。

だって、80km/h以上で速度をセットしていると、80km以下の前車に追従してもモーター走行なんてほとんど無かったように思うんです。
なので、あえて、80km/hにセット。すると結構、エンジンが止まります。

スバルXVハイブリッド スピード80km/h でも タコは、「0」です

これ、走行中に瑞浪IC辺りで携帯で撮影してもらったんですが、中央右上のグリーンランプが「EV」ランプで、モーター走行になっている事がわかります。(タコメーターが「0」っての、違和感ありますょ。^^) 高速道路上でモーター走行に切り替わるのは、ほんの少しトルクを掛ければ車速を維持できるからだと思いますが、多くは下り坂でした。(駆動と回生の両面から)
で、上の写真の左上にマルチファンクションディスプレイが写りこんでいるのですが、燃費、19.1km/Lです。

燃費表示

で、右の写真は、尾張一宮SAに止まった際に表示されたハイブリッドシステムのON-OFF区間の内容ですが、阿智SA(ON)-尾張一宮SA(OFF)の燃費が19.5km/Lで、燃料を止めていた時間が11分01秒です。

岐阜県内の中央道、山坂区間で、どうしても燃費が伸びない区間だと思っていたんですが、このような結果から、たかがしれてる小さなモーターと低容量の電池ではありますが、車としてのバランスは、とてもいいんじゃないでしょうかね。
さすが、ハイブリッド車って感じです。(^^)

ただ、高速道路で 80km/h走行は、、怖いです。(せめて100km/hまでモーター走行を可能にしてくれればいいんですが...。)ルームミラーに早い一団が映りこんでくると......ドキドキします。 時たま、早く走るのに疲れた車が後ろに付いてくれ、わたしを先頭に、80km/hの走行集団ができますが、しばらく並走すると、皆さん順に抜き去っていきます。この抜きさりたい心理は判ります。わたしもこんなにもスマートなクルーズコントロールが無ければ、皆さんと同じく、追い越し車線をひた走っていた事でしょう。
制服を着たペアドライブの車にビクビクしながら...。(^^)

スバルXVハイブリッドって予想以上にいい車でした

って事で、帰ってきて、近所のスタンドで燃料を満タン給油し、燃費を確定させました。
高速道路を中心にした復路の燃費は、何と19.1km/Lでした。総合で、走行距離は、約800kmとなりますが、燃費は14.86km/L で、長距離を走ったから良くなるって感じではないんですね。(^^ゞ

でも、燃費がコレだけ良くって、高速ドライブは、スマートクルーズで疲れ知れず。ワインディングでは、車を操る楽しい走りを満喫できる車。
スタイルも、最近の欧州車にも引けを取らないし、やっぱ、スバルXVハイブリッドって、思っていた以上に、いい車です。

スバルXVハイブリッド 八ヶ岳中央高原にて