近江をお散歩 彦根 城下町まち歩き

2015年3月 2日

彦根 城下町まち歩き

2015年3月2日(月曜日)今回は、彦根城下町を散策。本来なら3月下旬~4月初旬に行けば、桜がいっぱい。人もいっぱいって感じの彦根城に行ってきました。さすがに、冬のこの時期となると、平日でもあり、人はまばら...。 天気はいいかと思っていましたが、やはり湖北の天気はややこしく、雪じまけ中、のんびりとお散歩してきました。

国宝 彦根城

国宝 彦根城

地元にあるお城、ではありますが、よくよく考えてみると小学校の遠足で行ったっきり。若い頃のデートコースにも、お花見コースにも入らず、何だか別の世界の建物と言うか... 高速を使い、名古屋方面から帰ってくると、「滋賀に帰ってきたぞ!」と、滋賀のランドマークのような感じで見てきたように思います。

越冬のためのコモを巻いたいろは松横の駐車場に車を入れようかとも思ったんですが、平日でもあり、表門の前にある二の丸駐車場が開いていて、ここに車を停め、散策開始。

ひこニャん登場

二の丸駐車場横の馬屋は修復中のようでしたが、二の丸佐和口多聞槽の中を見学させていただき、表門橋から彦根城内へ...。
彦根城博物館で、ひこにゃん登場。まばらだった人が集まってきて、大賑わいでした。未だ人気があるんですね。

ひこにゃんのショーを最後まで見ていても仕方ないし、ショー終わりで多くの人がお城の方に流れてしまう可能性もあるので、途中で抜け出し、表門山道を上がると、時代劇などで出てくる廊下橋をくぐり、鐘の丸から、天秤櫓へ。
戦いになり、敵に攻め込まれた際は、この廊下橋を落としてしまうようですね。廊下橋が無くなってしまうと、、天秤櫓の石垣は、結構垂直に立っているので、なかなか登るの 大変そうです。

天秤櫓と、廊下橋
聴鐘庵
ゲゲゲの鬼太郎ネッコ

天秤櫓から少し登ったところに、聴鐘庵という茶屋があり、抹茶とお菓子をいただけるようでした。
その先の太鼓門櫓の辺りだと思ったんですが、ゲゲゲの鬼太郎を発見! いや、単純に、木の根っこがそのように見えただけなのですが、ちょっと笑ってしまいました。 太鼓門櫓をくぐると、天守のある本丸です。

急な階段 と言うより、、梯子です。

せっかくなので、天守の中に入らせていただきました。
長浜城と違い、さすが昔の建造物。それもお城となると結構頑丈に、壁も分厚く作られているんでしょうね。内部は寒々とし、足が結構冷えました。冬の時期、彦根城の天守に入られるのであれば、スリッパを持参した方がいいかもです。

それと、観光客用に作られたモノでないので、うす暗くて、階段が...。 滑り止めは付けられているものの、階段と言うより、まるで、梯子です。真ん中の手すりは後で付けられたものなので、握りやすい太さなんですが、両端の手すりは太すぎ、握る事ができません。
登りはましですが、下りについては、登山の岩場を降りるのと一緒で、後ろ向き、3点支持でゆっくりと降りたほうがいいです。

加えて、、、女性はスカートで入るのは止めた方がいいかもです。(笑)

西の丸から、有名な玄宮園へ

西の丸 三重櫓

天守から出、桜の木が植え込まれた西の丸(3月末~4月はお祭り騒ぎなんだろうな)を通り、西の丸三重櫓を経、山崎山道を通り、黒門橋を経由し、TVドラマや映画などで有名な玄宮園へ。

西の丸三重櫓の外側も、急峻な石垣で守られていて、表門からの天秤櫓に加え、本丸全体が水の無い空堀で守られているような感じです。それにしても、このキレイな石垣が大きな重機などがない昔に作られていたなんて、スゴイと思います。

で、初めて行かせて頂く、玄宮園。日本庭園なので、花の無いこの時期でも、さぞかしキレイなお庭を見られるかと思いきや、、、園内に作られた池の護岸堤調査と改修工事という事で、水が抜かれてました。『いつもなら見ることができない護岸堤の構造を見ることができます。』とは書いていましたが、普段の様子を知らないのに、改修工事で水が抜かれた玄宮園を見ても...。
残念です。。

干上がった池の玄宮園その1
干上がった池の玄宮園その2
干上がった池の玄宮園その3

彦根城 城下町の散策

長浜の散策では、観光スポットをひとまとめにした「長浜盆梅パスポート」なるものがありましたが、今回はそのようなものも無く、彦根城の中掘りをぐるっと一回りし、近年整備された夢京橋キャッスルロードや、昔からの商店街となる、彦根銀座など、城下町となる所をブラブラ散策させていただきました。

平日だった事もあり、観光客も少なく3時間ほどの散策でしたが、約8.5kmも歩いていました。

散策コース