今年は例年よりも早く始まりました。 『コイの季節』
2023年3月11日
1月末~2月中旬の寒さで、びわ湖の全層循環が確認された(3年連続)ことが滋賀県のWebサイトに公開されていました。
このびわ湖の深呼吸と言われる全層循環ですが、要は、寒い日が続くとびわ湖の水面近くにおある酸素を豊富に含んだ水が冷やされ、湖底付近の酸素が少ないく温かい水との温度差により循環し、びわ湖の生態系を維持しているとの事だそうです。多分、気温だけでなく暖冬だと中央分水嶺となる高島の山々や比良山系に降り積もる雪が少なくなってしまう事も影響しているんだと思いますが......。
で、今日、明日と近江八幡の左義長祭りです。(行きませんが...(^^ゞ )
例年だと、この時期、寒波が来て寒くなるのに、今年はポカポカしてます。
そんないつもより暖かくなった毎朝のりく君との散歩。昨日までは気付かなかったんですが、今日はバチャバチャ活発に......
何かっていうと、初春のこの時期、びわ湖の葦の周辺では、コイやフナの産卵が始まります。
「魚のゆりかご水田」でも説明していましたが、雪解け水や梅雨の長雨によるびわ湖の水位上昇で田んぼ内に入った魚が産卵するという説明を書きましたが、それだけでなく、毎年3月末~4月初旬(梅雨に入る前)、びわ湖の湖畔や、びわ湖にそそぐ河川の川辺にあるヨシの付近でコイがバチャバチャ暴れて産卵するんです。
例年よりも早いので投網をもってウロウロしている人もなく。。。今の時期だとびわ湖の水位が急変することもないので、無事に生存してくれればいいのですが。 (*´з`)
今日は携帯を持っていなかったので、、、2021年4月に撮影した動画ですが、こんな感じです。