滋賀を歩こう 比良山系と「白布の滝」

2017年5月 1日

滋賀を歩こう 湖西線沿線コース 比良山系と「白布の滝」

今年のGWは、滋賀・びわ湖観光情報サイトに掲載されている「滋賀を歩こう」の湖西線沿線コースで紹介されている 比良山系と「白布の滝」琵琶湖眺望コースに出かけてきました。

この「滋賀を歩こう」は、JRを利用し、のんびり歩く事ができるコースが紹介されているので、重宝するんですが、サイトトップや、サイトマップからのリンクが無い......。 過去記事なのかもです(-_-;)

4月30日9時30頃、前日の突風やにわか雨が嘘のように澄みきった青空の中、JR北小松駅に車を停めスタートです。(登山用GPSアプリのGeographicaのトラックを開始するのを忘れていたので、下図の地図ではスタート地点が違っています。)

比良げんき村の入り口付近

まだ、ヒンヤリとした空気の中、比良の山に向け、舗装された道をのんびりと歩き始めますが、日頃の運動不足がたたり、少し歩くと、一気に汗が流れ出します。

約1km弱で、「比良げんき村」の入り口。

ここはチョットした公園や、グラウンド、天体観測施設に、宿泊施設(県立比良山岳センター)などがあり、家族ずれがいっぱい来ているのかと思いきや、、人は疎ら。何だか拍子抜けしたような感じです。
周辺は、長野県の蓼科にある別荘地のような雰囲気もあり、ひょっとしたら遊びの穴場なのかも判りません。

道路を挟んで反対側には、キャンプ場があり、多くの方が来られているようですが、新緑が始まった木立と、川の流れる音が心地よく歩けます。

写真:新緑が始まった木立の中を流れる滝川の流れ

県立比良山岳センターから200mほど登ると、楊梅の滝(白布の滝)に関する案内看板や、比良山系に入る際の登山届をだすような小屋などがあり、ここから登山道になりました。

まずは、雌滝に向け川に沿って上っていきますが、観光地化されているためか、階段が中心で、整備されていて、スニーカーなどでも十分に入っていけました。

約100mほどで、雌滝の真下に到着です。
やはり、滝つぼ周辺はヒンヤリ冷たく、とても気持ちいいですね。

この雌滝の脇を薬研の滝に向け、登っていけるのかと思っていたんですが、どうにもルートが判らず。。。
ムリしても仕方ないので、楊梅の滝の案内看板の所まで引き返し、涼峠を経由し、釈迦岳に向けての登山ルートになる尾根道に入っていきました。
いぃや。登山ルートと言っても目的は、尾根道を少し入った所にあると言う、雄滝が見れる滝見ポイント(標高315m)まで上がっただけです。(^^ゞ

写真:白布の滝(楊梅の滝)全76mの中の、雄滝(40m)と雌滝(15m)。残念ながら薬研の滝は見られず......

で、次の目的地である北小松水泳場へ向け下山。

途中、比良げんき村でお昼ご飯に買っておいたおにぎりタイム。比良げんき村は、標高185mと高台で、琵琶湖側が開けているので、びわ湖を望む景色は最高だろうと思っていたんですが、残念なことに、昨日の雨で湿気が多かったのか、ほんのり長命寺の山が見える程度に霞んでいました。
つれあいからは、、、日頃の行いやな! ってか(^-^;

JR北小松駅を通過し、北小松漁港。
湖西の琵琶湖畔の特徴だと思うんですが、立ち並ぶそれぞれの家のプライベートビーチのような雰囲気の砂浜が続いています。なので、砂浜を歩くのをためらってしまい、結局は、佃煮のいい香りが漂う北小松の街中を北小松水泳場に向け、のんびりと散策。

磯の香りがしないのも琵琶湖畔の特徴、、ですね。(^_^)

写真:北小松漁港から、白髭神社方面の風景

北小松水泳場から、樹下神社を経由し、JR北小松駅前へ。


今回のハイキングは、約6km、標高差234mの工程を約2時間半って事で、久しぶりに気持ちいい時間を過ごすことができました。

地図:登山用GPSアプリのGeographicaのトラックルート図です。

登山用GPSアプリのGeographicaを地図代わりとして本格的に使いましたが、これって、結構使いやすく、イイかもです。通常のGoogleやYahoo!マップ等と違い、登山ルートが記載されていますし、等高線やレイアされている地図色で標高差が判りやすくなっています。

山道を歩いていると目印になってくる高圧線の位置も表示されるので、登山用のマップを使っているのと同じような感覚で使えます。ただ、登山用のマップでは、ルートの標準時間が記載されているんですが、これには記載されていないので、登山用のマップに変わるモノではないように感じました。

ただ、歩いたルートをトレースしてくれるのは、いいですね。(^^)v