Windowsセキュリティシステムが破損しています ってか!!
2018年5月12日
このような警告画面、詐欺サイトへ飛ばされている可能性があります。慌てず、ブラウザを「×」で閉じましょう!!
この画面は、ブラウザ上に表示されたシステム警告画面です。
この画面が表示されたのは、GoogleChromeで、文春のオンライン記事を読んでいる時でしたが、、、突然、文春オンラインのURLから別のサイトに飛ばされてしまい、このような警告画面が表示されました。また、この警告画面の他に、ブラウザから「WindowsによってWindowsシステムが古くなり破損していることが検出されました。ファイルが削除されないように、指示に従ってすぐに修正してください。[OK]」ってポップアップまで表示されます。
いや、ホンと、一瞬焦りました。(´・_・`)
ブラウザのポップアップは、[OK]ボタンで消しましたが......。
このシステム警告、OSから表示されているのでなく、どこかのサイトのページとして表示されている。「何で?」って事で、[更新]ボタンをクリックすることなく、事無きを得たんですが、、慌てて、[更新]ボタンをクリックすると...... そう、詐欺電話に折り返しこちらから電話をかけるのと一緒ですね。
まずは落ち着いて......
このような画面が表示されると慌ててしまいがちですが、慌てず、落ち着いて。
- まずは、ブラウザの「×」でブラウザを閉じましょう。
もし、「×」で閉じる事ができなければタスクマネージャーからブラウザを閉じてください。 - ウイルス対策ソフトを入れておられると思いますので、ウイルススキャンを実行しておきましょう。
やらなくても大丈夫なはずですが、自分で安心させるためのウイルススキャンです。 - ブラウザの「キャッシュ」や「cookie」を削除しましょう。
お使いになっておられたログインデータ等についても消えてしまいますが、これはやっておいた方がいいと思います
多分、有料アプリを購入させるのが目的だと思いますが、ウイルスが混入したプログラムをダウンロードさせられる可能性があります。間違って有料サイトに迷い込んだ際も、そのサイト内のボタンをクリックせず、迷わずブラウザを落とすのと一緒です。
何が起こったんでしょう??
わたしの場合、文春オンラインのサイトで記事を表示し、少しすると突然別サイトにリダイレクションされ、この「システム警告」ページが表示されました。でも、一度ブラウザを終了してからもう一度同じ記事を表示しても、再現されません。
これは、、、
ニュースサイトでは多くの広告が表示されています。
この広告の中に、このような警告ページへのリダイレクションを発生させるような仕組みが組み込まれていたんではないかと推察しました。
先日舞い込んできた「訴訟最終告知はがき」と同じような詐欺サイトではあるんですが、このような警告画面が表示されても、慌てず落ち着いて下さいね。
多分、JavaScriptを止めておけばリダイレクションされるどころか、広告コンテンツが表示されないので、このような詐欺サイトへ誘導されるような事はなくなりますが、JavaScriptを止めると、今のサイトは結構使いづらくなるので...。
わたしは、Firefoxは、JavaScriptをOFFにし、cookieも保存させない設定にし、サイトにより使い分けをしているんですが、ニュースサイトでこのような広告が使われるようになると、ニュースサイトもFirefoxで徘徊しないと危ない時代になってきたのかもです。
そして、企業のWebマスターとして、、、自社サイトに広告を掲載する時は要注意ですね。
詐欺広告にやられた利用者は、「あの会社のサイトで、騙された!」と言います。現に、わたしも「文春オンラインサイト」と書いてます。(^^ゞ